結婚式場の顧客管理システム「RAKUDA WEDDING」

プロジェクト概要

顧客管理システムで、結婚式場の業務効率化につなげたい

オリジナルライフ株式会社では、新郎新婦の結婚準備や式場探しをサポートするアプリ「ウェディングニュース」や、結婚式場向け顧客管理システム「RAKUDA（ラクーダ）WEDDING」（以下、ラクーダ） といったブライダル関連サービスを提供しています。

今回のマイナビの支援内容は、新規事業であるラクーダにおける、反響管理システム（顧客の嗜好や要望を統括するシステム）の追加開発です。

新郎新婦が結婚式場を決める過程で、ブライダルフェアや式場見学などを予約する際、式場側は、予約当日までにお客さまの嗜好や要望を事前ヒアリングします。このとき多くの式場では、スタッフが電話やメールなどでやりとりをしており手間がかかっているそうです。

こうした手動のコミュニケーションを効率化しながら、予約当日の接客の質を高め、式場の成約率向上につなげることがラクーダのねらいです。

導入前の課題

事業者補助金制度の利用条件を満たすため、システム開発外注を検討

開発にあたり同社が政府の事業者補助金制度の活用を検討したところ、制度の利用条件として、開発を内製ではなく外注する必要がありました。そこで同社は、周囲に相談したり、見積もり比較サービスを利用したりしながら、発注先候補を探しました。

同社が発注先を選定する際に重視したのはQCD（Quolity=品質、Cost=コスト、Delivery=納期）。まずは見積もりでコストを比較し、その後のコミュニケーションなども含めて最終的な発注先を選びました。

マイナビを選んだ理由

開発チームのコミュニケーション力や体制、マイナビの安心感が発注の決め手に

開発チームのベトナム人エンジニアと話した際、コミュニケーションが円滑だと感じた同社。また、安易に少ない工数で見積もるのではなく正確に見積もろうとしたり、類似サービスの話をしたりする姿勢などにも「良い意味で受託会社らしくない、信頼できるエンジニア」という印象を抱いたそうです。

チーム体制も、1人が複数の役割を担うのではなく、エンジニア、テスターなどそれぞれ専門の担当者を配置する提案を受け、手厚い体制であることを感じ、発注に至りました。

さらに、マイナビが仲介していることにも安心感があり、営業担当者のレスポンスが早い点も好印象だったといいます。

クライアントの声

期待以上のスムーズな開発。業界を盛り上げ、トップシェアを目指したい

実際に開発に着手してからも、窓口のベトナム人担当者がとにかく優秀だと感じました。これまで仕事をしたことのある他の外国人エンジニアの方と比べても格段にコミュニケーションが取りやすく、日本人と仕事をしているのと変わらない感覚でした。期待以上の対応で、周囲にもマイナビをおすすめしています。

また、オンライン定例を週2回実施するなど、こまめにやりとりしていたからか、認識のズレや納期遅れなどの問題も発生せずスムーズでした。遅れそうだ感じていた工程でも遅延しなかった時は驚きましたね。

順調に導入が進み、収益の柱の基盤をつくることができました。今後も利用者のさまざまな声を聴きながらサービスを改善できればと思います。

ブライダル業界は新型コロナウイルスで大打撃を受け、離職者も相次ぎました。このため、業界全体が再生に向けて歩み始めた一方で、人手不足が深刻です。このような状況のなかでラクーダをはじめとするサービスを活用いただき、業界を盛り上げながら、会社としてもブライダル業界でのトップシェアを目指していきたいです。